CITRON.

のん気で内気で移り気で。

平熱図鑑

たまに撮った写真をたまに掲載。

曇天下でスウィング。:Slow LIVE'18について。

Slow LIVE '18という、池上本門寺で行われるフェスは、公式サイトに書いてあるところによると、「大人のミニフェス」らしい。 座席は指定されているし、椅子はあるし、ステージはひとつしかないから移動の手間はないし、ステージ転換の間に買い物をしてもそ…

秋葉原散歩。

中学生時代の友人と数年ぶりに会う。 数年ぶりの再会にそれほどたいした理由はなく、今年買ったままあまり使えないでいるカメラの試し撮りをしようと思った時に、写真好きだった彼のことをふと思い出したのだ。 彼は今も、中学生時代の地元に住んでいるので…

バカバカしさに忠誠を。

10月に行われるコーネリアスのライブの抽選に当たったのをいいことに、9月に池上本門寺で行われるフェスの抽選にも応募した。 コーネリアスにしろフェスにしろ抽選に当たったところでそこで手に入れることができるのは購入権だ。お金を払わなければ、チケッ…

人工知能乱入。

家族でぽつぽつと雑談をしていたとき、突然、僕のiPhoneに住んでいるSiriさんが、 「そうなんですか。」 と相づちを打ってきたのである。 Siriさんを起動した記憶はなく、(まったく知らない仲ではない、とはいえ)突然会話に乱入してきた第三者に、家族総出…

青空は期限切れ。

空がブルーだとこんなにも気持ちのいい朝なのに、気持ちがブルーだとこんなにもさみしくなるなんて、なんだかとても不思議デス。 ……というようなことを考えたわけではなく、窓から見た空がずいぶんすっきりと青かったので、窓を開け、カメラを持った手だけを…

鉄塔日和。

僕が散歩に連れていくことを、ウチの犬はそれほど喜ばない。 僕は怖がりで心配症なので、リード(犬をつなげるヒモですね)をあまり伸ばさない。犬としては自由度が低くなるので歩いていてもあまり面白くないのだろう。ただその代わり、僕と散歩すると寄り道…

ガンダム大地に立てず。

ネット通販でつい買ってしまったガンダムのフィギュアがなかなかいい。あちこちの関節が実によく曲がり、ありとあらゆる……とまではいかないかもしれないけれど体のあちこちが動く動く。 こういう文章を書いている時のふとした合間や、録画した番組をだらだら…

ハンドスピナー・香子。

娘がTUTAYAで借りてきたももいろクローバーZのCDをパソコンにコピーする。この後、娘のiPodへのコピーを行うことになる。 有安杏果脱退のショックでファンクラブは退会したが、ももクロの応援は続けているようだ。ちなみに娘にももクロを吹き込んだのは僕だ…

何かを超えた多年草。

散歩のついでに、カメラの試し撮りをする。 ぷらぷら歩きながら、時々シャッターを押し、設定をいじる。膨大な機能の中からよく使いそうなものを選び、なるべく少ない操作で呼び出せるようにする。僕が使う機能なんて全体の2パーセントくらいだろうし、今の…

カメラの中、3秒間だけ僕らは。

思ったよりも外の気温は低かった。 とはいえ寒いというほどでもなく、Tシャツにカーディガンだと首回りがやや涼しい、というくらいのものだ。感想には個人差があります、というヤツだとは思うが、個人的には気持ちのいい涼しさといっていいと思う。 歯医者…

図書館とビールと最後の桜。

少し興味があって、試しに読んでみたいんだけど、おそらく買うことはないだろう、というような本があったので、それを見に図書館に行く。 その図書館は自宅から一番近い繁華街の端にあり、駅から歩くと10分ちょっとかかる。何年か前までは毎週のように通って…

桜はブルー。

開園後間もない時間だからなのか、都立庭園であるところの六義園はそれほど混んでいなかった。ちなみに最寄り駅はJR駒込駅。余談以外の何物でもないが、駒込駅から六義園を右手に眺めつつ通り越すと、数百年前に僕が卒業した小学校がある。 名物しだれ桜はな…

限りない欲望。

「つい」というか、「ふと気が付いたら」というか、ほんの軽い気持ちで手に取ってしまったスタンプ帳。 現在、JRが行っている「機動戦士ガンダム・スタンプラリー」なのであるが、「ま、スタンプ帳タダだし、とりあえず」という、わりと消極的なノリではじめ…

通り抜けられないあいつ。

少し早出して仕事をはじめて、ほんの少し残業をして終える。通勤電車を途中で降りて、ガチャガチャを一回。かわいらしいのを一つ、と思ってコインを投入したのだが、出てきたものは、なんというか、 「あ、朝起きたら、顔がこんな風に」 ……ととまどっている…

手のひらの三大怪獣。

アゾルガ、ルミガン、アイファガンというのが、今使っている目薬の名前である。どういうわけか、どれも怪獣のような名前だ。 病院で処方される薬の名前って、もう少し親しみやすいというか、効能がわかりやすい名前にするわけにはいかないのだろうか。 「名…

誰にも言えない忠誠心。

こういうのを「パワー・ワード」というのだろうか。 ここ数週間で触れたいくつかの言葉の中で、もっとも自分にしっくりくるのがこれだ。 僕は思春期のころから(無意識のうちに)これについて忠誠を誓っているのだが、いつからか、 「バカバカしさにかけては…

ハピネスさんは。

一応、探してみたんだけど、ハピネスさんを見つけることはできなさそうだ。 ……暑い。 内臓が煮えているのではないかというくらい体が熱い。面白いくらい汗が出てくる。 汗とともに体重が減っていく実感がある。これはもう、確実にやせたと思う。 帰宅してビ…

夏の難易度。

某人気女性アイドル・グループのコンサートのチケット抽選に当選した。ちなみに8月開催だ。 購入するための抽選なので、代金はこれから引き落とされる。 このグループについては、娘がファンクラブに入っていて、日常的に熱心なファン活動を行っているわけ…

略してA.B.C.

まだ5月、そして、まだ午前中なのに暑い。 歩いているだけで汗がたらたらと流れてくる。 繁華街の真ん中に、箱庭のような公園がある。 公園といっても、大半は芝生になっていて、遊具の類はあまりない。ボール遊びをする親子がいたり、寝転がって本を読む人…

青空と奇跡のビール。

ヘッドフォンをして外出すると、頭頂部とか耳周辺とか、つまりはヘッドフォンの部品があたる部分にしんわりと汗をかく。これが「じんわり」とか「じっとり」とか「びっちゃり」になるとなかなか大変で、 い、いつのまにオレはガマン大会に出場してしまったの…

メガネ! メガネ!! メガネ!!!

メガネを常用し、コーヒーを常飲する者として、ちょっと聞き捨てならない名前のお店が、僕の住む町から近からず遠からず、といった距離感のところにある。 その名を、メガネコーヒーという。一応書いておくと、コーヒー屋だ。以前、ネットの海のどこかで偶然…

六義園再襲撃。

雨の中、六義園を再襲撃した。もちろん本当に襲撃したわけではなく(あたりまえだ)、再訪しただけのことである。再襲撃というのは『パン屋再襲撃』という小説のタイトルを安直に拝借しただけだ。 六義園は、東京都文京区にある都立庭園で、もともとは徳川綱…

北東京ストレイ・キャッツ。

季節柄、ネット・サーフィン(これってもはや死語なんですかね)しているとそこかしこで桜の写真を見ることになる。関東では、今週末あたりがお花見のピークということらしい。 天気もイマイチだったので、今日はウチでおとなしくしていようと思いつつパソコ…

しだれ桜でゴーゴーゴー。

どちらかというと、あまりテンションの上がらない、ご機嫌ややナナメ気味の一日であった。 二日酔いだし、楽しみでもなんでもない電話を一日待っていなければならなかったし、そしてその電話は結局かかってはこなかったし、その他諸々、なんとも踏んだり蹴っ…

ある中年サラリーマンは通勤時にだいたいこんなことを考えている。

手元にある清涼飲料水の缶に、「軽く振ってお飲みください。強く振ると中身が飛び出すことがあります」というような注意書きがしてあるのを見て、意外と微妙なコントロールが求められているんだな、と思い知った次第である。 今まで缶飲料から中身が飛び出し…

ミドクロは心配性。

今週はずっと体調が悪い。寒気がする。腰が痛い。つまりは風邪気味のようだ。 いったい何がきっかけで……などと考えるまでもなく、先週金曜の夜(というか明けて土曜の深夜)がいけなかったのだ。 先週の金曜、以前同じ現場で働いていた人たちとの飲み会があ…

ゴー、ゲームボーイズ!

もうけっこう長いこと、それこそ数年単位で行方がわからなくなっていたゲームボーイが、ついに発見された。この手の探し物ではよくあることかもしれないが、「おや、そこはとっくに探したハズ……」というところから、しれっと発見されたのだ。 発見されたのは…

熊とワイシャツと中年男性。

池袋にいる娘から、出てこれないかと連絡がある。 時間もまだはやいし、他に急いでやるべきこともなかったので、ノコノコと池袋へ向かう。そういえば、なぜ僕を呼びつけたのか、その理由を聞いていないことに電車の中で気づく。まあ、あの娘のことだから、た…

冒険と冒険の間。

『ダンジョン飯』(九井諒子)というマンガの最新巻(四巻)を読む。 あまりにも面白かったので、読み終わった直後、もう一度読む。 この作品そのものが面白いのはもちろんなのだが、それ以上に、僕とこの作品の相性がとてもいいようなのだ。 ダンジョンを探…

雨が降ったら。

「クリスマスのプレゼントをあげたい気持ちはあるが、お金がない」 と、娘に言われたのが数週間前。 「それならば、無理しなくてもいいよ」 と、寛大な気持ちで言った僕に、娘はあきれたようにこう答えたのであった。 「クリスマスって、そういうものじゃな…