CITRON.

のん気で内気で移り気で。

何かを超えた多年草。

散歩のついでに、カメラの試し撮りをする。
ぷらぷら歩きながら、時々シャッターを押し、設定をいじる。膨大な機能の中からよく使いそうなものを選び、なるべく少ない操作で呼び出せるようにする。僕が使う機能なんて全体の2パーセントくらいだろうし、今の時点で「今後ほとんど触ることはないだろうな」と思われるボタンやダイヤルが既に存在するが、まあカメラなんてそんなもんだ(感想には個人差があります)。

何か撮るものが決まっているわけではなくて、撮りたいものがあれば撮る、という散歩なので、シャッターを押すチャンスはあまり多くない。そういう意味では娘が幼き頃はまさに「シャッター・チャンス祭り」(って言い始めたのは梅佳代だったかしら)で、なんだかもう莫大な枚数の写真を撮っていたような気がする。
今日撮った写真の中に、こういうものがあったのだが、これが本当に「撮りたいもの」だったのかどうかイマイチ記憶が定かではない。ただ、(もしかしたら有名な言葉なのかもしれないけれど)「超よもぎ」の「超」が何を指しているのか、なかなか興味深いような気はする。