他人が書いたメールとかLINEとかを読み返すのが好きなのだ。
自分ではない人の書いた言葉というのはなんて面白いんだ、んもう、嫉妬しちゃう、というようなことを常々思っているのだが、もちろん誰が書いたものでも面白いというわけではなく、たとえば、ヤマダ電機から毎日何通も届くメールなどはあまり楽しみに読むことはない。
考えようによっては、僕の一番のメル友はおそらくヤマダ電機ということになるだろう。過去に何か必要があってメールアドレスを登録して以来、毎日毎日何通かメールをくれる。たしか誕生日にはおめでとうメールをくれたのではなかっただろうか。
LINEのメッセージを一番くれるのはたぶんサンケイスポーツで、東京ヤクルトスワローズの情報を発信してくれそうな気がしてお友達登録したのだが、意外とそうでもなかった。そのかわりといってはなんだが、毎日のようにグラビアアイドルの情報を教えてくれる。これはわりと素直に驚いてしまったのだが、この国にはグラビアアイドルを生業にしている人たちが「もんのすごくたくさん」いる。サンケイスポーツが教えてくれるまで、グラビアアイドルというものは10人とか20人くらいしかいないと思っていたので、認識を新たにした次第だ。
いつか返事を書きたいと思いつつ、さてどういう風に返信を書こうかなどと書いたり消したりしているうちに半年経ってしまった、というメールがある。
僕が面白いなあと思うメールは時間の経過で劣化するような内容ではないので、いつ返信しても賞味期限切れということはないのだけれど、そろそろなんとかしたいところだ。
