携帯電話を定期券として使う場合、事前に設定しておけば指紋認証をして定期を呼び出したりする手間が省けることがわかった。つまりポケットなりカバンの中から取り出した携帯電話を自動改札に当てるだけでいいということだ。これで、間合いを間違えて改札前で特撮ヒーローのようなポーズを取る確率も要領悪くおたおたする確率も減ったわけだ。しかしそれにしても、こんなことを書いていると自分が火の取り扱いに四苦八苦している原始人にでもなったような気がする。
新しいテクノロジー関連がからっきしダメ……ということもないとは思うのだが（しかし仮想通貨の仕組みは解説を読んでもよくわからなかった）、ただただ要領が悪く緊張しいなのである。
その上、「まあ、結果が残念でもそれはそれで話のタネに」みたいなところがあるからタチが悪い。
「転んでも、タダでは起きぬ私小説」
というセリフがあったのは榛野なな恵の『Papa told me.』だっただろうか。名言だなあと思う。
