その言葉を口にするたび、なにやら口の中がモヤモヤとしたような、何か、取るに取れない異物が残ったような、そういう気持ちになるのである。それは、ゆで卵のカラをむいていて、薄皮がどうしても取れない時の気持ちに似ているかもしれない。
ちなみにそれはある種のサービスの名称で、今のところ僕はそれを利用したことはない。ただ、それほど縁遠いものでもなさそうなので、今のうちに慣れておいたほうがいいかもしれない。
今は違和感ばかり感じてしまうが、何度も口にすればモヤモヤしなくなるかもしれない。ものは試しということで、今からここで連呼してみることにする。
トリバゴトリバゴトリバゴ……。