CITRON.

のん気で内気で移り気で。

要研究事案ふたつ。

通院日である。

今日はいつもの主治医ではない医師に診てもらう。
検査の合間の雑談で、ここのところ気になっていた(そのわりには通院の度に聞き忘れていた)、外でお酒を飲んでいるとごくまれに視界が暗くなるといういささか困った事態と、僕の目の病気の関連について聞いてみる。

回答は、直接的な関連はないが、そういうことは充分起こると思う、というものであった。
つまり、急激に疲れが溜まるようなお酒の飲み方をした場合、体力的に余裕のない目の機能が一時的に落ちることはあり得る、ということらしい。翌日もずっと視界が暗いまま、というようなことがなければ、特に心配することはなく、「ああ、とても疲れてしまったんだな」と思えばいいようだ。まあ、心配しなくていいとはいえ、視界が暗いのはけっこう不便ではあるのだが。

これは、うまく利用すればリトマス試験紙的に使える能力になるかもしれない。
飲み会の最中、視界が暗くなってきたら、「ああ、この飲み会は向いていない」と思えばいい。これはあくまで、ごくまれに起きる現象なのだ。

とりあえず、飲み会の構成要素を以下の3つとしてみる。
①メンバー
②話題
③飲むお酒の種類、飲み方

僕のリトマス試験紙が反応した飲み会を思い出し、①~③の各要素にあてはめる。
うーむ、なんとなく、浮かび上がってくるものがあるような、ないような。
(一般論として、やたらと飲ませたがる飲み会って困りますよね。酔っ払ってポンコツになっていく様子を観察して楽しみたいという意図はわからなくもないのですが)

次回の予約は、別の先生でお願いする。
ここのところ、絶望するような大げさな事態ではないもののパッとしない検査結果が続いていることもあり、色々な先生の話が聞いてみたいような気がする。

ところで。
今日は娘が学校行事のため帰宅が遅い。
仕方なく、犬の散歩を代行し、そこそこ蚊に刺されて帰ってくる。
そうなのだ。犬の散歩はたまにしかしないのでつい忘れてしまうのだが、我が愛犬のお気に入り散歩コースには蚊の生息スポットが多いのである。
今回刺されたのは肘と耳の後ろである。被害のあった現場の状況を確認しつつ、愛犬に、

「お前は刺されないのかよ」
と問いかけて、彼女が、
「蚊ってなんですか?」
という顔をしてこちらを見るのもいつものことだ。

蚊は人間であろうが犬であろうが平等に狙ってくるのではないだろうか。それでも彼女が平然としていられるのは、刺されても気付かないようなおおらかな性格をしているのか、ぼろいぬいぐるみに似た風合いの毛が針の侵入を阻止しているのか、それともまったく別の理由なのか。
もしかしたら、蚊にとっては僕の血があまりにも魅力的で、犬などそもそも眼中にないという可能性もある。
この件について、ちょっと調べてみてもいいかもしれない。