東京では54年ぶりの降雪とのことで、寒くて鼻が取れそうです。
道端に落ちている鼻を見つけたら、それは僕のかもしれないので、無視したり踏んづけたりしないで、拾っておいて下さい。傷むといけないので、できたらジップロックとかに入れて、暖かくないところで保管しておいてくれると助かります。
……寒さでかじかむ指先で、ようやくこれだけ書いてみた。僕は裏表のない公平な人間なので、寒さにも暑さにもまんべんなく弱い。おまけに、ちょっとつらいことがあるとすぐ現実逃避するクセがあるので、こう寒いとわけのわからないことばかり色々考えて、なるべく寒さを感じないようにしようと試みてしまうのだ。それも、わざとではなく、無意識に。
すこし病んだ防衛本能といえるかもしれない。
今、僕は、
「もしも鼻を拾ってくれた人から後日連絡があった場合、お礼には何を贈ればいいだろう」
というテーマについてずっと考えている。
鼻にちなんで花束というのはどうだ。
いや、そもそもの原因は寒さなんだから、何か温かくなるものがいいのではないだろうか。
温かいといえば、おでんとか食べたいなあ。
大根、たまご、ちくわぶ、ちくわぶ、ちくわぶで。
まあそれはそれとして。
なんかやたらと寒いので、各自、自分の得意な寒さ対策をして、今日という日を乗り切っていただきたい、と思っております。
