CITRON.

のん気で内気で移り気で。

ささやかだけど、役にたつこと。

このブログのことをこのブログに書くことはあまりないのだけれど、昨年の11月22日、このブログは開設されたのだ。 だからというわけでもないが、本文が読みやすくなるように広告が表示されないようにしてみた。 少しは見やすくなっているといいのですが。 ci…

ハードルを上げる「甘露」という響き。

会社でまず最初に発する日本語が、ここ3営業日連続で「寒いですね」になっている。意識してカウントしているので間違いはない。あと2営業日続いたら、冬になりました、と認定してもいいだろう。エアコンを活用しよう。タイツも穿こう。 それはさておき、会…

Alone again, naturally.

早朝に目が覚めると、だいたい、犬も一緒に起きてくる。 人の足にしがみついて背中を反り、思い切り尻尾を振るという独特のストレッチを行ったあと、朝のおやつを食べて、その後はリビングの隅でひとりで遊んだり二度寝したり、たまに人肌恋しくなれば抱っこ…

デストロイヤー過半数。

「女子高生の大半はスマートフォンのガラスを割っている。私の体感だと……だいたい6割。でもこれはあくまでガラスを割っている人の割合で、凹んでるとかはしっこが欠けているとかいう子を含めると、だいたいはどこか壊れていると言ってもいいと思う。中の部…

幸せが戻ってくるその日まで。

おそらくは数年ぶりにハッピー・ターンというお菓子を食べたらやたらと美味くて驚いた。 この驚きについては、食べたのが久しぶりという状況が大きな要因になっているという自覚はある。いやしかしそれにしても美味かった。 口に入れてひと噛みした瞬間、思…

ボジョレーを飲みながら。

「車内で暴れているお客様への対応をしておりましたため、到着が遅れましたことをお詫びいたします」 ……というアナウンスが流れる夜の通勤電車内。 車内トラブルについて、「暴れている」というような、そういう具体的な言い方をしていたっけ、今まで。 と、…

すでに若干壊れてる。

月曜日に傘が壊れ、火曜日にズボンのファスナーが壊れ、じゃあ今度は何が壊れるんだ、と、びくびく過ごしていた水曜日。 木曜日になった今、なるべく冷静に、なるべく詳細に、昨日の出来事を思い返してみても特に壊れたものはなかったように思われる。少し目…

数年後に読み返して頭をかかえるやつ。

昨日は、その状況を説明するために特に躊躇なく書いていたのだが、よくよく考えると、いや、よくよく考えなくても自分の下着の色情報をネットを通して全世界に発信するというこの無駄さ加減はなかなかのものだ。 インターネット広しといえども、ここまで価値…

秘密裏に窓全開。

昨日、傘をなくしたばかりなのに、今日はズボンのファスナーが壊れてしまった。正確にいうと、金具は上下に動くがなにも閉まらない。つまり全開だ。 ちなみにズボンの色も下着の色もネイビーだったので、社会の窓(って昔言いましたよね)が開いていても意外…

だけども問題は今日の雨。傘がない。

出社時に傘をなくす。 なくした、というか、電車に置き忘れる。 昼休みに鉄道会社に電話で問い合わせてみたところ、僕の傘と特徴が一致するものは届けられていないという。時間をずらして問い合わせるともしかしたら……ということもあるらしいので、帰宅時に…

クール・ジャパンの末端で。

娘に、某繁華街のアニメ・ショップに連れていかれる。 そこは中古グッズを扱う店で、日々悪化する財政をなんとかするため、コレクションのいくつかを手放すことにしたらしい。 未成年の者がグッズの買い取りを依頼する場合、保護者の承諾書のようなものが必…

計画的堕落作戦。

いつもよりほんのちょっと残業が多いだけで心身ともにくすんくすんとしてしまうほど繊細(と書いて軟弱と読む)な僕としては、今日は一日だらしなく寝て過ごすことにした。 近所のスーパーが開店するのを待ち、酒売り場でジョニー・ウォーカーの赤ラベルと炭…

真剣卍。

「まんじ」というスラングがあるらしい。 こういう言葉の場合、地域や年齢層によって流通され具合がかなり変わってくるだろうから、これがまったく通じない人もいるとは思うが、少なくとも北東京の一部の女子高生の中では普通に使われており、これを教えてく…

東京マーライオン伝説。

突発性の飲み会の後、焼酎でいっぱいになった胃袋を抱えて電車に乗る。 「会社の空調ちょっと暑すぎねえか。今日はそろそろ切り上げて、冷たいビールでも飲んでこうぜ」 誰かが発した「冷たいビール」というパワー・ワード(使い方あってるのかな)に負けて…

ペンギンではなく。

こっそりと応援しているプロ野球チームのファンクラブについて、来年度へ向けた更新手続きをこっそり終える。 何も悪いことはしていないにも関わらず、つい「こっそり」としてしまうのは、ここ数年、ファンとしての具体的な活動が行われておらず、「陰ながら…

知らないあなたにほほえみを。

狭い通路で向こうから歩いてくる人とはちあわせになり、お互いに相手に譲ろうとしているのに同方向によけてしまうという不本意な反復横跳びについて、僕は比較的長くそれを続ける才能がある……という、「いい大人が真顔で何を言っているんだ」と言われてもし…

才能。

狭い通路などで、向かい側からやってきた人とはちあわせになり、お互いに相手に道を譲ろうとしているのに同じ方向によけてしまい、結果として相手としばらく反復横跳び状の運動をしてしまうことがある。 僕はどうやら、あれの才能があるらしいのだ。 相手の…

ペットボトルと火炎びん。

今は特別な期間ということらしく、大きな駅の構内では踏み台に乗ったおまわりさんをちらほら見かけるし、コインロッカーが使用できないようにされていたり、ゴミ箱が使えないようになっていたりする。 おかげで空になったペットボトルを片手に持ったまま駅の…

親愛なるデッカードさん。どうかお元気で。

『ブレード・ランナー2049』を観る。 もちろん無精ひげでだ。この世界には、無精ひげがよく似合うのだ。 数十年ぶりのあの世界は、せつなくもやるせない、ハードボイルドなものであった。 それほど複雑な話ではないように思われるのだが、観ているとどんどん…

女子高生のトップ・シークレット。

女子高の学園祭に行く。 といっても、娘の部活の発表を見に行くというだけの話なのだが、一応、髭をきれいに剃り、髪も切った。あまりにも不審者っぽい身なりで行って、娘に迷惑をかけるわけにはいかない。 学園祭に行く楽しみはもうひとつあって、図書室で…

ラーメン食べたい。

先月から続いていた「なんだかやけに飲み会が多いデイズ」がようやく落ち着いた。 とはいえもう11月である。もうそろそろ忘年会の話が出てきそうな頃合いだ。 ところで、なぜ人は、わざわざお金を払い、運が悪ければ翌日の体調を崩す可能性もあるというのに…

お菓子はやらぬ。いたずらもするな。

駅の構内に、具合が悪そうに座り込んでいる女の子がいた。 年齢は、おそらく10代後半から20代前半。この寒い朝にミニスカートで、駅の床にぺたりと座り込んでいる。片手にはスマートフォン。この距離では表情の細かいところはよくわからないが、斜め上を向い…

そのコーヒーは猫の味。

「吾輩は猫であるブレンド」というコーヒー豆を買う。もちろん猫味というわけではない。 やなか珈琲店の「飲める文庫」というシリーズで、往年の名作の読後感をコーヒーで再現したものらしい。100グラムで950円。僕の宇宙の中ではかなりの贅沢品だ。 飲んで…

はやくおうちにかえりたい。

突発性の飲み会の後、はやくも痛くなりつつある頭をなるべく揺らさないように電車に乗る。たまたま空いていたところに座り、極力おとなしくしていたところ、どこかの駅から乗ってきて目の前のつり革につかまった男性が、見事なくらいに酔っ払いなのであった…

ショパンかどうかは知らないけれど。

本屋に行きたい。ちょっと気になっている携帯電話のケースも見に行きたい。そろそろ髪も切らないとまずい。ちなみにこの「そろそろ髪を切らないとまずい」というのは、お洒落要素皆無のコメントであって、つまりこの「そろそろ」は、「そろそろ切らないと見…

親愛なるデッカードさん。その後、お元気ですか?

録画していた『ブレード・ランナー』を観る。 昨日から公開されている続編を突然(映画館で)観たくなったので、そのための予習をすることにしたのだ。 久しぶりに観る『ブレード・ランナー』は、相変わらず、しみじみとひたすらにカッコよく、しみじみとひ…

つまり友達が少ない。

他人が書いたメールとかLINEとかを読み返すのが好きなのだ。 自分ではない人の書いた言葉というのはなんて面白いんだ、んもう、嫉妬しちゃう、というようなことを常々思っているのだが、もちろん誰が書いたものでも面白いというわけではなく、たとえば、ヤマ…

嘆きの花子さん。

会社のトイレでよく出会う人がいるのだけれど、よくよく考えてみるとこれはわりと不思議なことのような気がする。 会社ではトイレの時間が指定されているわけではなく、各自自分の膀胱なり大腸の都合でトイレに向かうわけだが、そのタイミングがやけに合うと…

銀河鉄道停電中。

「……なお、この電車は、諸事情により、行き先を変えることがございます。ご了承ください」 今まで数え切れないほど乗ってきた通勤電車で、こんなアナウンスが聞こえてきた。もちろん、初めての経験だ。 ……行き先を、変える? ゆっくりと走り出す電車。 夜な…

眠れぬ夜のために。

なかなか眠れないとか、眠っていてもすぐに起きてしまうとか、そういう夜がたまにある。というか、今晩がそういう日なのである。 そういう時には、ついついそばで寝ている犬を眺めたりなでまわしたりする。今宵の我が愛犬は、うっすらと目を開けて眠っている…